フレイル予防

生活習慣病・疾病別対策

難聴は「老化」で済ませない——認知症・フレイルを招く”負の連鎖”を断つ

「最近、聞き返しが増えたけれど、年相応だから仕方ない」そう思って放置していませんか?高齢者の難聴は、単に音が聞こえにくくなるだけの問題ではありません。近年、難聴は「認知症の主要な修正可能リスク因子のひとつ」であり、「生活機能を低下させうるフレイル(虚弱)の重要な要因」として、介護予防の分野で大きく注目されています。(Lancet Commission 2024)
食事

”隠れ低栄養”に要注意:BMIが標準でも安心できない理由

「低栄養」というと「痩せている高齢者」を思い浮かべやすいものの、近年は見た目が普通体型(BMIおおよそ18.5〜24.9)でも、筋肉量や体内の栄養状態が低下している“隠れ低栄養”が問題になっています。日本の地域在住・在宅高齢者では、低栄養またはそのリスクを持つ人が2〜3割程度という報告もあり、転倒・フレイル・免疫力低下・入院リスクの上昇など健康への影響は小さくありません。ここでは、研究知見をふまえて「痩せていないのに起こる低栄養」の特徴と、自宅でできる予防・チェック方法を解説します。
食事

高齢者のフレイルを防ぐ“朝のたんぱく質習慣”とは?:不足サインとおすすめ朝食メニュー

「しっかり食べているつもりなのに、筋肉が落ちてきた」「最近、疲れやすくて歩くのがしんどい」——そんなサインの背景に、高齢期の“たんぱく質不足”が隠れていることがあります。 高齢者では加齢とともにたんぱく質摂取量が減りやすく、フレイル(虚弱)やサルコペニアのリスク要因になることが報告されています。近年の研究では、特に“朝食で十分なたんぱく質をとること”が、筋肉量の維持や歩行機能の低下予防に役立つ可能性が示されています。
生活習慣病・疾病別対策

糖尿病は“血糖の病気”であり“筋肉の病気”──フレイルを遠ざける血糖コントロール

「糖尿病は血糖値が高くなるだけの病気」……そう思っていませんか?実は糖尿病は、血管だけでなく筋肉をじわじわ蝕む病気 です。筋肉が減ると、転びやすくなる体力が落ちる活動量が減る介護が必要になりやすくなるという悪循環に入ってしまいます。今日は、...
生活習慣病・疾病別対策

高血圧は“静かなダメージ”──気づかないうちにフレイルを進める理由

「血圧が少し高めだけど、薬を飲むほどではない」「自覚症状がないから気にしていない」そんな声をよく聞きます。しかし高血圧は“サイレントキラー”と呼ばれるように、気づかないうちに血管・脳・心臓・腎臓へ静かにダメージを重ね、結果として フレイル(虚弱)や介護が必要な状態を早める大きな要因です。今日は、高血圧と介護予防の関係をわかりやすく解説し、今日からできる小さな対策をご紹介します。
認知・脳の健康

脳を鍛える新常識──“考える力”がフレイルを遠ざける

「最近、もの忘れが増えた気がする」「頭を使う機会が減った」──そんな変化を感じたら、脳のフレイル(認知的フレイル)が始まっているサインかもしれません。実は、脳の衰えは体の衰えと密接につながっています。今日は、“脳を動かすこと”が介護予防につながる理由を、科学的にわかりやすく解説します。
心の健康

心の健康が体を守る──ストレスとフレイルの意外な関係

「最近なんとなく元気が出ない」「やる気がわかない」──そんな心のサイン、放っていませんか?実は、ストレスや気分の落ち込みは筋力や免疫、歩行能力にも影響することが分かっています。今日は、心と体の関係を科学的にひもときながら、日常でできる“心の介護予防”を紹介します。
食事

「栄養」と「フレイル」──“やせすぎ”が介護を招く!

「健康のために少食を心がけている」「太らないように注意している」──そんな言葉をたまに耳にします。でも、高齢期に入ると“やせすぎ”はむしろフレイル(虚弱)の入り口になることをご存じですか?今日は、栄養状態とフレイルの関係、そして食事でできる介護予防の工夫を紹介します。
心の健康

フレイル予防のカギは“社会参加”!──「人とつながる」ことが健康を守る理由

「フレイル(虚弱)」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。これは、加齢に伴う心身の衰えを指し、放っておくと介護が必要な状態に進んでしまうこともあります。でも実は、フレイルを防ぐ“最強の方法”のひとつが「人とのつながり」なんです。今日は、なぜ社会参加が介護予防につながるのか、最新の研究と具体例を交えて解説します。
食事

冬の“水分控えめ”が招くフレイルリスク― 冬も「こまめな水分補給」が、介護予防の鍵になる ―

寒いからあまり水を飲まない」「喉が渇かないから大丈夫」――そんな声を冬によく耳にします。しかし、高齢者にとってこの“水分控えめ”が、フレイル・転倒・認知機能低下のリスクを高めることが近年の研究で明らかになっています。気づかないうちに進む“隠れ脱水”は、筋肉・血流・脳の働きに影響を及ぼします。今日の介護予防では、「冬こそ水分補給が大切な理由」と、その実践法を科学的に見ていきましょう。