口の健康

冬にこそ気をつけたい「口の虚弱(オーラルフレイル)」― “噛む力”と“話す力”が、健康寿命を支える ―

「最近、食べにくくなった」「飲み込みづらい」「話すのが疲れる」――こうした変化を“年のせい”と見過ごしていませんか?実はそれ、"オーラルフレイル(口の虚弱)"の始まりかもしれません。口の機能は「食べる・話す・笑う」という日常の基本。冬は乾燥や水分不足、冷たい空気による喉の刺激などで、口腔機能が落ちやすい季節です。今回は、オーラルフレイルの見分け方と、今日からできる口の健康づくりをお伝えします。
心の健康

冬に悪化しやすい「フレイル」と“こころの健康”― 寒い季節こそ、人とつながり、心を動かす ―

冬になると、なんとなく元気が出ない、外に出るのが面倒、気づけば一日中誰とも話していない…。そんな日が続くと、体だけでなく心のフレイル(精神的虚弱)が進みやすくなります。心のフレイルは、気分の落ち込みだけでなく、筋力や食欲の低下にも直結し、「身体・心・社会」の3つの面が同時に弱っていくのが特徴です。今回は、季節の変わり目にこそ意識したい「こころの健康」とフレイル予防の関係を、科学的根拠と日常の実践法から見ていきます。
家の環境整備

冬の転倒予防 ― “すべらない生活”で守る健康寿命

なぜ冬は転倒が増えるのか?冬は気温の低下とともに、外出機会の減少(筋力・バランス低下)室内の冷え(筋肉のこわばり)床の結露・靴下滑り・暗さ(環境リスク)が重なり、転倒リスクが1.5〜2倍に上がると言われています。過去の知見厚生労働省「高齢者の転倒実態調査」018)によると、冬期は年間で最も転倒件数が多く、転倒の6割が室内で発生。特に「起床直後」「トイレ」「廊下」「脱衣所」での転倒が顕著でした。最新情報2023年の日本老年医学会レビューでは、「屋内転倒」も屋外と同等に重症化リスクがあることが明らかに。骨折や入院がきっかけでフレイル化する「転倒連鎖」が注目されています。
食事

季節の変わり目に注意したい「低栄養とフレイル」

秋から冬にかけては、食欲の変化・外出の減少・体調不良が重なり、「エネルギーとたんぱく質の摂取不足(低栄養)」が起こりやすくなります。特に高齢者では、低栄養が「フレイル(心身の脆弱化)」や「サルコペニア(筋肉減少)」の引き金となり、転倒・感染症・入院リスクの上昇につながります。
フレイルとは【まずはこれを読んで】

フレイルはどうやって予防する?――まず知っておきたいこと(超かんたんまとめ)

フレイルとは「年をとることで起きる心身の予備力(回復力)の低下」のことで、転倒、入院、要介護になるリスクが高くなります。けれど多くは予防・改善できる状態です。日々の運動、栄養、社会参加、口腔・服薬管理などが鍵になります。
フレイルとは【まずはこれを読んで】

「フレイル(frailty)」って何?――歳を重ねても元気に過ごすために絶対知るべきこと

「フレイル(frailty)」は、加齢に伴って心身の活力(筋力・気力・社会的つながりなど)が低下した状態を指します。健康と要介護の「中間」にあたる段階で、放っておくと要介護状態に進むリスクが高いですが、適切な対策をすれば回復(改善)できるのが大きな特徴です。