脳は“毎日の小さな刺激”で若返る──考える・感じる・笑う習慣のチカラ

認知・脳の健康

「物忘れが増えたかも…」「同じ毎日の繰り返しで脳がボーッとする」

そんな感覚はありませんか?

脳は年齢とともに変化しますが、衰えるだけではありません。

最新の脳科学では、70代でも80代でも脳は鍛えられることが明確になっています。

今日は、認知症予防の鍵となる“脳の可塑性(鍛えられる力)”を、日常習慣の視点からわかりやすく解説します。


1. 脳は「変化する臓器」──加齢=衰えるではない

加齢により、脳は衰えるイメージがありますが、脳は良くも悪くも「変化する臓器」です。

新しいスキルの習得や知的活動(例:新しい言語・楽器の習得、社会参加)が、認知症リスクの低減や海馬体積の増加を及ぼす可能性が報告されています(Lövdén, M. et al. 2010)。

つまり、「年だから物忘れが増える」ではなく、刺激のない毎日が脳の老化を加速させ、逆に刺激のある毎日にすれば脳は衰えず、機能を維持・向上することができます。

脳は刺激によって活性化し、

  • 記憶力
  • 注意力
  • 判断力
  • 感情調整

などの機能が保たれます。


2. 「考える・感じる・笑う」が脳の3大活性スイッチ

🧠① 考える(認知スイッチ)

クロスワード、料理の段取り、計画を立てる、読書などが該当します。

これらは脳の前頭葉を活性化し、判断力・計画力・集中力を保ちます。

👁② 感じる(五感スイッチ)

においを嗅ぐ、花を見る、音楽を聴く、手触りを感じる──

五感への刺激は脳の広い領域を一気に目覚めさせ、感情・記憶・意欲に直結します。

特に嗅覚は、アルツハイマー病研究で重要視されている“脳への近道”といわれています。

😂③ 笑う(情動スイッチ)

大阪大学の研究では、よく笑う高齢者は認知症リスクが低いという報告があります。

笑いはストレスホルモンを下げ、脳内の“幸せ物質”セロトニン、ドーパミンが増え、脳を若々しく保ちます。


3. 「認知症予防」は難しくない──小さな習慣が最強の薬

認知症予防というと「運動と食事と脳トレ」と言われますが、大事なのは“続けられる形で行うこと”です。

今日からできる簡単な例をご紹介します。


4. 今日からできる“脳を鍛える生活習慣”

🗂① 「いつもと違うこと」を1日ひとつ

・散歩ルートを変える
・いつもと違う手で歯みがきをする
・新しい料理を作る

→ 脳は“変化”に強く反応し、新たな神経回路がつくられます。


🎧② 毎日5分の“感情のスイッチ”時間

・好きな音楽を聴く
・季節の香りを嗅ぐ
・花や風景を眺める

→ 五感の刺激は気分と記憶を整える最高のスイッチとなります。


😄③ 「1日1回の笑い」を習慣に

テレビ、動画、家族との会話、ペット──

きっかけは何でもOKです。笑いは脳へ酸素と血流を送り、ストレスを軽減します。


5. 「脳の若さ」は生活の質そのもの

脳が元気であれば、

・やりたいことを続けられる
・覚える・考える・決めるがスムーズ
・人と関わる意欲が保たれる

──つまり、自立した生活の土台になります。

脳は使えば使うほど、柔らかく、強くなる臓器です。

“毎日の5分”が、10年後の脳の若さを決めます。

福老所長
福老所長

このブログを読むことが「新しい刺激」に丁度いいですね^^


まとめ

脳を若々しく保つコツは、考える・感じる・笑うの3つを、日常にちょっと取り入れるだけです。

続けるほど、脳は確実に変わります。

このブログを「毎日1記事」読むことから始めてもいいですね。


次回予告

次回は、高血圧は“静かなダメージ”──気づかないうちにフレイルを進める理由をテーマに、健康寿命に直結する“高血圧のリスクと対策”について掘り下げます。

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